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台北での住まいと滞在費

台湾市内にあるマンションの日本人向けの賃貸料相場は、2LDKで2万2千から3万元くらいであり、駐在員の住むような高級コンドミニアムだと4万元以上はするようです。套房と呼ばれるバスルーム付きワンルーム・タイプのアパートで1万2千から1万6千元、中にはキッチン付きのところもあるようです。

広いマンションの部屋の中をいくつかの小部屋に区切った雅房と呼ばれるルームシェアタイプの部屋の場合、キッチンや冷蔵庫、バス・トイレなどは共用で6千元くらいからあります。ルームシェアといっても20から30平米くらいのエアコン付きの部屋に家具やベッド、机、電話などは揃っており、8千元くらい出すとソファやADSLケーブルまで付いているところもあります。

また、台北にはボランティアで住宅情報を提供している「崔媽媽服務中心 (中華民国住宅曁社区服務協進会)」があり、登録料150元を支払って備え付けの用紙に自分の希望する家賃や地域、部屋のタイプなどの条件を記入すると、10分ほどでプリントされた20〜30件の物件詳細リストが手渡されます。登録料の他にはプリント代30元が掛かるだけですので、こうしたところで探してみるのもひとつの方法です。

滞在費の目安は、夫婦2人の予算で、2LDKのマンションを賃貸した場合には光熱費と合わせて約2万5千元、食費は時々日本食を外食した場合約2万元、交通費や趣味の遊行費と雑費が2万5千元、合計7万元となり約24.5万円で暮らせます。

台湾

台湾は、温暖で情緒的な景色と豊かな自然を持つ国で、かつて日本の統治下にあり今なお日本に対する憧憬と親しみを持つ人々の多い国です。治安も良く都会の利便性もあり、また親日度も高いことから、他のアジア諸国と比較すると多少物価は高くなりますが、日本人海外ロングステイヤーには人気の高い滞在地です。

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