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移住地・ロングステイ先でのボランティア

海外移住ロングステイを計画しているシニア世代は、長い間、企業や社会、家族のために頑張ってきた人々です。そうした人々が、リタイア後には今度は自分の身の回り以外のところで何か役に立つことがないか、と行動を始めるひとつにロングステイでのボランティア活動があり、滞在先での目的にボランティアを志す人が増えてきました。

主な活動としては、やはり日本語を教える関係の仕事のサポートの需要が多く、アジアやオセアニアなど日本と経済関係の繋がりが強く貿易の盛んな国では、日本語教育も盛んになり、大学や語学学校などの現場では日本語ネイティブのサポートを必要としているからです。

また、ボランティアに対する意識が非常に高い国では、性別や年齢を問わず、たくさんの人が様々な形でボランティア活動に参加しています。主な受入先としては、学校などの教育関連施設、病院、福祉関連施設、環境保護活動などで、その他書道や茶道、生け花など日本の文化を紹介するものもあるようです。

ボランティアの探し方は様々ですが、地域の学校やコミュニティセンターを直接訪ねても、需要があれば相談に乗ってくれますし、日本人を対象とした日本語情報誌などにも掲載されています。インターネット上で、海外で活躍するボランティア団体やNGOを探すこともできますし、世界の様々な国で多くの日本人が活躍していることがわかります。まずはよく調べた上で、実際に飛び込んでいくことです。

また、青年海外協力隊でよく知られるJICAでは、シニアを対象にシニア海外ボランティアを募集しています。これまでの経験に裏づけされた知識や技術を開発途上国で生かして貢献するというボランティアで、そのため選考試験が実施されますが、その説明会には毎回相当数のシニアが詰め掛けているようです。給料は当然ありませんが、滞在地での住居や生活費、渡航費などは支給されます。

自分にできることをできる範囲内でやるのがボランティア活動です。無理をせず、現地のボランティア仲間とのコミュニケーションを楽しみながらやっていきましょう。海外ならではの技術サポートや活動等を実際に体験することで、日本では決して味わえない貴重な交流と人間関係の広がりを経験することでしょう。

ロングステイ先での暮らし方

海外移住やロングステイを通して何をするか、そうした目的はそれぞれに異なります。趣味のスポーツなどレジャーを楽しむ、語学や何か習い事を始める、ボランティアを実践する、地元の人々との交流を目的とする、など各人各様の目的や楽しみ方があり、海外ロングステイならではの暮らし方を実践することで充実した滞在となるでしょう。

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