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スペインでの住まい-ホテル、マンション、ホームステイなど

スペインでロングステイする場合には、都市の一般的なホテルやキッチン付きの長期滞在用ホテル、週単位で賃貸できる電化製品や家具が整ったアパートメントホテル、リゾートタイプのコンドミニアム、ピソ(PISO)と呼ばれるマンションタイプの賃貸集合住宅、一般家庭でのホームステイなど様々な選択が可能です。スペインでのホームステイは、主に大都市圏での語学就学などで利用されることが多く、スペイン語の語学習得を兼ねたシニアのロングステイにも適しており、週175ユーロくらいから滞在できます。

賃貸形式のコンドミニアムは、地方都市やリゾート地などに数多くあり、地方都市の郊外で海沿いにあるような場合、2ベッドルームで半月600ユーロ、月極めだと800ユーロくらいから借りることができます。アパートメントホテルは大都市ばかりではなくリゾート地にも多くあり、地域によって幅はありますが、2ベッドルームが1泊70〜200ユーロで利用できます。

マンション(ピソ)の場合には、最低6ヶ月からの契約となりますが、場合によっては3ヶ月程度での契約にも応じてくれることもあります。家賃は地域などにより異なりますが、ワンルームタイプだと450ユーロ前後、2ベッドルームで650ユーロくらいからあります。スペインのマンションは、一般的にパティオと呼ばれる吹き抜けが建物の中心にあり、外側に面した部屋とパティオに面した部屋とでは、明るさの違いをから外側のほうが賃貸料が高くなります。

ピソの賃貸物件を探すには、不動産のほかに日本食レストランでの貸室掲示などを見る方法もあります。日本語情報誌のOCSニュースにも賃貸情報が載っていますから、日本食レストランに行った折に手に入れて調べるのもひとつの方法です。また、賃貸情報を扱っているSegundamanoという新聞があり、それをチェックした上で連絡を取るという方法もありますが、スペイン語ができない場合には通訳や知人の助けを借りないと言葉の問題で難しいかもしれません。

滞在費は、滞在する地域によっても異なりますが、夫婦2人で郊外のコンドミニアムなどに滞在する場合には、住居費が光熱費と合わせて月に約1000ユーロ、食費は時々日本食などを外食した場合には約500ユーロ、交通費や趣味の遊行費、娯楽・生活雑費が500ユーロ、合計2000ユーロとなり約29万円でゆったりした生活ができます。

スペイン

スペインは、多彩な文化が入り混じった多民族国家ですが、日本との関係は古く、日常的に米を食べる習慣もあり馴染みやすく親しみの持てる国です。温暖な気候の地中海沿岸域では世界から多くの移住者が集まり、年金ビザの制度もあることから、日本人海外ロングステイヤーにとっても過ごしやすい国です。

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