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ヨーロッパへの移住・ロングステイ候補地

ヨーロッパへの移住やロングステイというと、歴史や独自の伝統、文化をもった国々が数多くあり、そうしたアジアとは全く違う異文化するの中に身を置きながら、旅行ではなく長期に滞在して暮らすことに憧れにも似た気持ちを抱く人々が多いのですが、実際に滞在地としての評価をしてみると人気は意外に低いことがわかります。

実際に暮らすことになると、まず挙げられるのがアジアやオセアニアなどと比較すると総じて物価が高いこと、冬の気候が日本と同様かそれよりも厳しい寒さとなるところが多いこと、日本語が全く通じるところがないこと、食生活が違いすぎること、日本からの距離が遠いこと、など様々な理由が挙げられます。

ところがヨーロッパは広大で、上記の理由を全てとは行かないまでも充分にクリアできる地域もあり、簡単な日常会話程度の英語力と好奇心があれば、生活面で他の地域とあまり変わることなく海外ロングステイを存分に楽しめる地域もあるのです。気候の問題については、地中海沿岸に近い地域を選ぶことで、年間を通して温暖な気候の中で暮らしていくことができますし、そうした地域内に物価面でも比較的リーズナブルな国があります。

中世からの重厚な歴史を持ち日本との関係も深く、温暖で過ごしやすい気候の地域を持つ国としては、スペインやポルトガルなどがあり、中でも地中海沿岸域や大西洋沿岸域にある都市やリゾート地は、物価もさほど高くなく大らかな気質を持つ地元の人々の性格なども海外移住やロングステイを考える上で大きな要素ともなります。魚介類や野菜の豊富な食生活も、ロングステイで暮らすシニアにとっては馴染みやすい環境でしょう。

また、ヨーロッパ域内の国々には国内旅行感覚で小旅行することができますから、滞在している国以外の地域を気軽に訪問することも可能です。日本からの行き帰りの行程には多少時間は掛かりますが、アジアやオセアニア、アメリカなどとは全く異なるヨーロッパ文化を体感しながらロングステイで暮らしたい、そう希望するシニアにはスペインやポルトガルはぴったりの好適地となるでしょう。

スペイン

スペインは、多彩な文化が入り混じった多民族国家ですが、日本との関係は古く、日常的に米を食べる習慣もあり馴染みやすく親しみの持てる国です。温暖な気候の地中海沿岸域では世界から多くの移住者が集まり、年金ビザの制度もあることから、日本人海外ロングステイヤーにとっても過ごしやすい国です。

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