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マレーシアの歴史、文化、気候

マレーシアマレーシアは、赤道下の南国で熱帯雨林気候に属し、年間を通し日中の平均気温が32度、夜間の平均気温が22度と一定した熱帯気候です。マレー半島の西海岸は6〜9月が雨季となり、東海岸やボルネオ島領では10〜3月がモンスーン気候となるなど地域によって気候の違いがあります。雨は年間を通してよく降り、平均月間降雨量は200〜250ミリです。

日本との関係は、マハティール前首相がルックイーストと呼ばれる「東方政策」を提唱し、日本などの先進国に学ぶことを国民に呼びかけ、それ以降日本とは投資や貿易、技術協力などをを通じ緊密な経済関係があります。現アブドゥラ首相も東方政策を継続しており、日本との関係は良好です。また、文化的な交流も盛んで日本のポップスやテレビドラマなども好まれているようです。

また、多民族、多言語、多宗教の国であり、多数派のマレー人がわずかに過半数を超える程度で、あとは中国系やインド系、ボルネオ島の先住民族など30以上の民族からなる典型的な多民族国家で、それぞれ話す言葉も信仰する宗教も違います。外見も彫りの深い顔立ちのインド系やマレー系、我々日本人に近い中華系、南方系の先住民などが混沌として生活しており、それぞれの服装も違いがあります。

こうした多民族複合国家では、民族間や宗教の違いが対立となることもありますが、マレーシアではこれまで一度もそうしたことが表面化したことはありません。政治レベルでも民間レベルでも、それぞれが互いを尊重しあいながらも干渉せずに融和してきた結果でしょう。

マレーシア

マレーシアは、とても治安が良く政治経済も安定した国で、豊かな自然環境と都市の清潔さが際立つ国です。マハティール前首相の東方政策による親日度の高さや物価の安さなどが注目され、ここ数年ロングステイの人気度が相当高まっている滞在地です。

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