海外移住・ロングステイの予算目安
年金をベースとしてそれ以外に収入がある場合には、費用的には余裕のある生活ができますが、年金だけでロングステイ全般を賄おうとする場合には、状況によっては難しくなってくることもあります。食費や交通費、ゴルフやフィッシングなどの娯楽費は日本よりも安く済みますし、目的国への往復航空券についても、その購入時期や手配の仕方によってかなり安くなります。
ところが住居関係については、国により違いはありますが、あまり安価な費用の物件を求めることになると、それに反して安全性に大きな不安が残ることになり兼ねません。治安が世界の最高水準にある日本とは違い、一般的に外国では多少の費用を払ってでも安全は買わなければ求められませんから、セキュリティが一定レベル以上の物件を確保する必要があります。
セキュリティガードが建物や敷地内に24時間体制で常駐し、安全面で充分納得できる環境が保たれている物件をその安心基準として選択することが大切です。予算との兼ね合いもありますが、住居環境が一定レベル以下にならないように、抑えられる費用など他の支出とのバランスを考えていくことが必要です。