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人生における新たな選択技

世界保健機関の2006年版「世界保健報告」によると、日本の平均寿命は女性が86歳、男性は79歳と世界で最長となったようです。現在、ロングステイに関心を持つ人々は、50代から60代のリタイア前後の新たな人生を迎えつつある世代が多く、退職後の長い第2の人生をいかにして過ごすか、どう充実させていくか、どのように生きていくか、と今後の人生を積極的に見つめ模索していく人々が増えてきたことが、その関心の大きな要因となっているようです。

また最近では、30〜40代の世代の潜在的な需要も増えつつあり、その世代でロングステイに興味を持つ人々は、まだまだ余裕のあるうちにゆっくり時間をかけてリタイア後の人生を見つめていこう、と考えているようです。

来る2007年からは、団塊の世代が次々に定年を迎えていくことになりますが、今の日本では小子高齢化社会が大きな問題となり、それに関連して年金額に対する将来的な不安も生じるような経済的状況もあることから、そんな状況でも何とか限られた予算範囲内で安定した生活を過ごしていきたい、といったその世代の願いを叶えてくれるのがロングステイではないか、このような考えがロングステイに大きな関心を持つ要因になっているようです。

知力や体力、気力のまだまだ衰えていないこの世代の人々の、人生におけるひとつの選択肢として新たに生まれてきたのがロングステイです。日本では獲得し難いことも海外だからこそ成し得る、そうした生活を望むのは、その目的や過ごし方が違っていても、ロングステイに関心のある人々全てに共通した欲求でしょう。

異文化に自分を置くことで、日本での今現在の生活とは違った環境での暮らしを気負いも衒いもなく営んでいく、そうした暮らしの中で生きている充実感や充足感を得ることができる、そんな人生の醍醐味はロングステイならではでしょう。

海外ロングステイの基礎知識

海外移住・ロングステイをしたいが一体どういった心構えが必要なのか、どれくらいの予算を組まなければいけないのか、年金額内で賄える海外の滞在地はあるのか、滞在先では何をすればいいのか、そうした海外移住・ロングステイの計画を始めるに際しての、基本的なことについて考えてみましょう。

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