フィジーの治安・物価・リタイヤメントビザ
フィジーは、イギリスの統治時代に労働力として海外移住してきたインド人と先住のメラネシア系フィジー人がほぼ同数の人口比で、近年になりインド人が経済を支配するようになってから民族対立が起こり、一時治安も悪くなりましたが2001年頃より治安は全く問題ない状態に回復しています。とはいえ、こそ泥や空き巣などは時々起こっていますから、住まいの戸締りに気をつけて用心のため夜の一人歩きなどは避けることが大切です。
フィジーでのロングステイの魅力は、豊かな自然や比較的物価が安いこともありますが、陽気でフレンドリーなフィジー人の素朴な笑顔に魅かれることが、滞在の大きな要素にもなっているようです。フィジーには3つの言語が話されており、フィジー人はフィジー語、インド人はヒンディ語、そして共通語として英語が話されていますから、英語の通じやすいことも魅力のひとつとなります。
また、フィジーにはリタイアメント・ビザ制度があり、その必要要件も45歳以上であることや年間3万フィジードル(夫婦の場合は4万フィジードル)以上の年金などの収入があることなどで、それほど難しい条件もなく3年ごとの更新が可能なビザを取得することができるのも大きな魅力です。