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ハワイでの住まいと滞在費

ハワイに海外ロングステイする場合には、一般的なホテルやB&Bなどのホテルタイプの他に、賃貸形式で借りられるアパートメントホテルやコンドミニアムなどが主な滞在先となります。B&Bでは、日本人が経営するところも多くあり、そうしたところでは言葉の心配なく過ごすことができ、1泊120ドルくらいから利用できます。また一般の賃貸アパートもありますが、契約期間が6ヶ月以上のところが多く、ビザなしの滞在では賃貸が難しい場合が多いです。

ハワイのアパートメントホテルは、低層階の建物が中心で、キッチンや家具、電化製品など基本的な生活用品が設けられている1ヶ月単位で借りることのできる月極め契約の宿泊施設です。ホテルやコンドミニアムほどの豪華な設備はなく、部屋もシンプルですが長期で滞在するには快適で経済的な施設で、場所によってはウィークリーでの契約も可能なところがあります。自然の中のロケーションにある場合が多く、月700〜1200ドルくらいで利用できます。

賃貸コンドミニアムには、ホテルなどの一部をコンドミニアムとして貸し出しているものや、分譲賃貸物件をそれぞれのオーナーが一般に貸し出しているものなど様々で、一般的に部屋の内装も豪華なところが多く、家具や電化製品、キッチンやキッチン用品など生活に必要な設備はほとんど整っています。ワンルームタイプの手頃なものが月1000ドルから、1ベッドルームで1300ドルくらいから利用できます。また、6ヶ月以上の長期滞在では、割引されるところが多いようです。

街中の一般賃貸アパートの場合、最低6ヶ月の契約が基本となりますが、中には3ヶ月程度の短期契約に応じるところもあり、その場合には通常よりもやや割高な家賃となります。礼金などのシステムはありませんが、契約時に家賃の1ヶ月分相当のデポジットという敷金のようなものが必要です。賃貸アパートでは、テレビや冷蔵庫などの基本的な電化製品や家具は付いているところが多く、ワンルームタイプで月800ドル、1ベッドルームで1000ドルくらいからあります。

アパートや賃貸コンドミニアムなどの空き情報は、不動産屋や新聞、インターネット、雑誌などをチェックするのが一般的です。日本語が通じる不動産屋の情報は「ハワイ報知」という現地邦字紙に出ており、コンドミニアムの掲示板には部屋のオーナーが部屋情報を載せていますから、こうした新聞をチェックしてみるのも部屋探しのひとつの方法です。

滞在費は地域によっても異なりますが、ホノルルでの滞在では、マウイやハワイ島よりも家賃も上がり若干物価が高くなります。夫婦2人の予算で、住居をホノルルの一般賃貸アパートにした場合には光熱費と合わせて月に約1200ドル、食費は時々日本食を外食した場合約600ドル、交通費や趣味の遊行費、娯楽・生活雑費が700ドル、合計2500ドルとなり約28万5千円で快適な生活ができます。

アメリカ合衆国

アメリカの大都市などでは治安の悪いところもありますが、カリフォルニアやハワイなど治安も良く自然の豊かな地域もあります。物価面では高めとなりますが、都市の充実した環境と自然を同時に楽しめる滞在地が多く、利便性を求める海外ロングステイヤーに人気の高い地域です。

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