Top >  アメリカ合衆国 >  ハワイの医療体制

ハワイの医療体制

アメリカの医療レベルは世界でもトップレベルに位置しておりますが、ハワイはアメリカの中でも医療レベルの高い地域のひとつで、また日本語の話せる医師やスタッフも多く、観光で訪れたり海外ロングステイする日本人にとっては、日本語が通じ安心して受診できる地域です。ただし、ハワイでの医療費はとても高額なものになりますから、必ず事前に日本で旅行保険に加入しておくようにしたいものです。

アメリカでは、日本の医療システムとは違い、まず街のクリニックで診察を受け、クリニックの医師の診察で入院や手術が必要だと判断されると、総合病院を紹介されるというシステムです。ハワイでは、世界中から観光客の集まる地域のため、ホテルなどでの体制も整っており、フロントに連絡すればすぐに緊急クリニックを紹介してもらえます。ハワイには優れた医療体制を持つ緊急クリニックが多くあり、日本人医師や日本語が話せる医師、看護師がいるところもありますし、日本人スタッフは殆どのところで常駐しており、言葉の問題では心配することなく安心して受診することができます。

また、ハワイでは「ドクターズ・オン・コール」という24時間体制の診療システムを実施しているクリニックもあります。ハワイの有名な医療機関の一つであるストラウブ総合病院が運営する緊急医療サービスで、シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテルのロビー階など7箇所にクリニックを構え、日本人医療通訳も24時間常駐していますから安心です。電話による無料送迎サービスもあり緊急の場合には心強い味方になります。症状が重い場合や手術が必要なときなどには、ストラウブ病院に引き継がれることになり、日本人スタッフのケアもありますからまったく心配することはありません。

またワイキキやアラモアナの市街地では、風邪薬や鎮痛薬、整腸剤など日本メーカーの市販薬を取り扱っている薬局もあり、日本人スタッフも常駐していますから、使い慣れている日本の市販薬も手軽に入手することができます。日本から薬を持参する場合には、市販薬は問題ありませんが、医師が処方した中には持ち込む際に申告が必要なものもあり、英文の処方箋などをあらかじめ用意しておくことが大切です。

アメリカ合衆国

アメリカの大都市などでは治安の悪いところもありますが、カリフォルニアやハワイなど治安も良く自然の豊かな地域もあります。物価面では高めとなりますが、都市の充実した環境と自然を同時に楽しめる滞在地が多く、利便性を求める海外ロングステイヤーに人気の高い地域です。

関連エントリー