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台湾への海外移住・ロングステイ

16世紀に初めて台湾沖を航行したポルトガル船の航海士が、その美しさから「Ilha Formosa! おお!麗しの島」と叫び賞賛したことから美麗島と呼ばれるようになった台湾は、今もなおかつてと変らない温暖な気候に映える景色、美しく切り立つ山々を背にした豊かな田園風景、淡い青空に穏やかな海のコバルトブルーが眩しい、まさにその形容が相応しい太平洋の美しく麗しい島です。

台湾では、複雑な歴史的経緯もあり、北京語、台湾語、客家語などの様々な言葉が日常的に使われています。学校での教育は北京語で行われており、北京語であればどこでも通じます。また、経済活動や文化的な影響によって英語や日本語に対する関心もかなり高く、日本統治時代の日本語教育で今でも日本語が話せる高齢者も多くいます。

台湾では都市間の鉄道網は従来より充実していますが、2006年の10月には、日本からの新幹線技術が導入された台湾高速鉄道が開通する予定で、台北−高雄間は最短90分で結ばれ、新竹や台中はもちろん、台南や高雄まで気軽に日帰り旅行が出来るようになり、台湾に移住やロングステイするシニアにとっても朗報になります。また、国内の主要都市への中長距離のバス路線も発達しており、鉄道よりも低価格で豪華なシートなど設備も充実したバスが数多く運行されています。

治安面では、古くから治安の良好な国といわれてきましたが、近年では都市を中心に犯罪は増加しつつあります。日本人を巻き込んだ凶悪犯罪などは聞きませんが、スリやひったくり、置き 引きなどの窃盗は少なくなく、繁華街などでは充分気をつける必要があるでしょう。

台湾の4大主要都市といわれる台北、高雄、台中、台南は、台湾内でも指折りの発展した地域で、我々外国人が暮らしていくのに不便を感じるようなことは殆どありません。物価は他のアジア諸国と比較すると割高となりますが、都会の利便性と日本文化が感じられることを第一に考えるなら、海外移住や海外ロングステイの候補地として大きなポイントとなる地域でしょう。

台湾

台湾は、温暖で情緒的な景色と豊かな自然を持つ国で、かつて日本の統治下にあり今なお日本に対する憧憬と親しみを持つ人々の多い国です。治安も良く都会の利便性もあり、また親日度も高いことから、他のアジア諸国と比較すると多少物価は高くなりますが、日本人海外ロングステイヤーには人気の高い滞在地です。

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