台北の交通
日本から台北へは、札幌、仙台、成田、羽田、関西、名古屋、福岡、沖縄などの各地から、日本アジア航空、中華航空、ユナイテッド航空、ノースウエスト航空など数多くの航空会社から毎日多くの便が就航しています。一番遠い札幌からだと約4時間半、成田からだと約3時間半、福岡からだと約2時間半の所要時間です。台湾は航空路が発達していて、国内線は台北を基点として網の目のように張り巡らされていて便数も数多くあります。
中正国際空港から市内までは約60kmで、タクシー、エポートバスともに所要時間は約1時間です。エアポートバスは数社が運行しており、それぞれが異なるルートで市内を回るので、乗る前にバス会社のカウンターで行き先をチェックすることが大切です。国内線松山空港から市内までは、タクシー、エアポートバスともに所要時間は10分から15分です。
台北市内での移動は、台北捷運(MRT)が便利で、外国人でも安心して利用できる新しい交通システムで、台北市内と近郊を7路線で結び、快適に移動できる電車です。駅構内には、漢字と英語が併記された案内表示が数多くあり、乗り換えも分かりやすく日本人にとっても利用しやすい乗り物です。
タクシーは、台北駅やMRTの主要駅にはタクシー乗り場があり、また流しのタクシーも数多く走っており便利な乗り物ですが、雨の日や夕方には渋滞に巻き込まれて動きが取れなくなることもあります。バスは市内を網羅する路線があり便数も多く台北市民の足となっています。バス停の案内版には路線番号や行き先方面の停留所名が表示されておりとても便利な乗り物ですが、その複雑な路線を上手く乗りこなすには少し慣れが必要です。