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台中での滞在

台中は、台湾の西部中心部よりやや北に位置し、台北、高雄に次ぐ台湾第3の都市ですが、近年の台湾経済の発展を支える成長の著しい都市で、現在の台湾経済や文化面でも重要な役割を担っている新しい都市です。新都市らしく街並みも整備され道路も広く、いまだ街のあちこちで都市作りの工事が続く活気のある街です。また、暑い夏と冬の温度差はわずかに10度ほどと年間を通し温暖で、台湾の人々の間でも、台湾中で最も気候の良い街と言われています。

台中は、19世紀の後半に清朝の台湾府が置かれていたこともあり、街は古都らしい落ち着いた風情も残しており、孔子廟や寶覚寺、中国宮殿スタイルの建物が美しい忠烈祠など歴史的な古跡もあります。また、台湾きっての観光地である日月潭や阿里山へ向かう玄関口として、多くの観光客が訪れる観光都市としての機能も持っています。

街の以前からの中心は、台中車站(台中駅)から北西に真っすぐ延びる中正路を中心としたエリアで、駅の周辺は碁盤の目状に小さな商店が集まっており、通りが台中港路に変わったあたりから新しい街の中心地に変り、ホテルや大手のデパートが建ち並び街の雰囲気も垢抜けています。また、精明一街という台中で話題のショッピングストリートでは、ブティックやオープンカフェ、ギャラリーなど個性豊かな店が立ち並び、休日には路上コンサートなども行われる若い人の多い街となっています。台中は大学が多く台北市に次ぐ数の大学があり、学園都市としても有名で日本からの留学生も多く、日本人移住者やロングステイヤーにとっても親しみの持てる街です。

また、台中と台北のちょうど中間あたりにある新竹市は、台湾のシリコンバレーと呼ばれIT関連の先端都市として近年注目されつつある街で、郊外のサイエンスパークには外資の巨大企業や日系企業が立ち並び、清代からの古い城下町の街中には日系デパートも進出し、住み心地のよさから台北とともに海外ロングステイの滞在候補地として認識されつつあるようです。

台湾

台湾は、温暖で情緒的な景色と豊かな自然を持つ国で、かつて日本の統治下にあり今なお日本に対する憧憬と親しみを持つ人々の多い国です。治安も良く都会の利便性もあり、また親日度も高いことから、他のアジア諸国と比較すると多少物価は高くなりますが、日本人海外ロングステイヤーには人気の高い滞在地です。

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