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バリ島での過ごし方

バリ庶民の生活や味に触れるなら、やはり州都でもあるデンパサールで、「北の市場」という意味を持つデンパサールの街は、電気街、宝飾街、市場、金融などが全て集まったバリの中心地で、リゾートエリアとはまた違った一面を見せてくれます。街の中心的な存在のププタン広場の周りには、数々のオフィスが集り、バリの行政や経済の中心地となっており、西側には庶民の活気に満ちた市場や商店、多くの屋台などが並んでいます。広場のすぐ近くには、新月と満月の日に儀式が行われるジャガナタ寺院やバリ博物館などもあります。

デンパサールには、パサール・バドゥンをはじめいくつもの大型市場があり、それぞれに少しずつ違った特徴を持っているようで、そんな市場で買物のやり取りに挑戦するのも楽しいです。

デンパサールの東のはずれには、2つのステージと美術館を備えたアート・センター、その北には祭壇が白珊瑚で作られたジャガ・ナタ寺院などの見所もあります。また、バリ島には数多くの美術館や博物館があり、オランダ人によって建てられたバリ伝統美術の博物館、プリ・ルキサン美術館などをゆっくり時間をかけて巡ることができるのも、海外ロングステイならではの贅沢です。また、かつてバリを治めていたプムチュタン一族の宮殿や、象の洞窟と呼ばれるゴアガジャの石窟寺院の、ガネーシャとリンガの像を訪れるを訪れてみるのも興味深いです。

標高3142mとバリ島で一番高いアグン山へのトレッキング、山腹にはバリ・ヒンズー教の総本山ブサキ寺院もあり、バリの人々から最も神聖な山として崇められており、頂上からは、ロンボク島のリンジャニ山の景観が望めます。できたらガイドを頼みましょう。ガイド料は5千〜1万ルピアです。デンパサールから北へ車で約2時間の、涼しい高原にあるキンタマーニ山で眼下に広がるバリの雄大な景色を眺めるのもバリ島での海外ロングステイならではの体験です。

バリ芸術の中心と呼ばれるウブドでは、絵画やバリ舞踊、伝統芸能が毎日観られます。ウブドでは「モニュメンタル」と呼ばれる建築様式のアルマ美術館やネカ美術館、またウブドゥ発祥の地と知られるグヌン・ルバ寺院もぜひ訪れてみたいものです。また、バリ様式の芸術を実際に学んでみたい場合には、様々な教室も揃っています。

バリ島は、周りを海で囲まれているため、ほとんどのマリン・アクティビティが揃っており、海の澄んだビーチでのシュノーケリグから本格的なダイビングまで充分堪能することができます。ビーチも数多く点在し、豪快な波のあるクタのビーチでは、サーフィンをする人たちで賑わっていますし、ダイバーや長期の海外ロングステイ中の人々に人気のロビナビーチでは、朝の早い時間にビーチ近くまでやってくる数多くのハシナガイルカが見られます。ヌサドゥアには珊瑚に囲まれ延々と続く白砂のビーチもありますが、近年18ホールのゴルフ場もオープンし、ゴルフを楽しむ海外ロングステイヤーにも人気のエリアです。

最近人気急上昇のアクティビティに、アユン川やウンダ川などでのラフティングがあります。アユン川では難度2〜3級でスリルはありますが危険なほどではありませんから、ロングステイのシニアも楽しんでいます。デンパサールから北東へ60kmにある伝統的なバリの生活様式を守り続けているパンリプラン村を訪れるツアーなど、日帰りで行ける気軽なツアーも数多くあります。

バリ島(インドネシア)

バリ島はインドネシアの数ある島々のひとつで、政情が少し不安定な首都ジャカルタのあるジャワ島とは違い、インドネシア唯一のヒンドゥ教徒が数多く暮らす島です。本島と比べて比較的安定した治安と多様な自然、リタイアメント・ビザ制度がバリ島の大きな魅力です。

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