現地下見で前準備
海外移住やロングステイを計画していく上で大事なことのひとつとされているのが、実際に現地を下見して体験してみることです。自分が滞在しようと計画している国を実際に訪れて、事前に収集した情報と実際の現地の様子をつき合わせて確認したり、気候や風土が自分に合っているかを体感してみることも必要です。
国やその土地によっては季節の変化が激しいこともありますから、そうした場合には季節ごとに訪れてその変化を知ることも大切です。一般的な生活情報としては、物価や交通事情、食べ物、住居環境などのチェックは欠かせませんが、自分がその地で何をしたいか、どうやって過ごしたいか、というロングステイでの滞在目的に適っているかどうかのチェックも大切です。
その際の移動手段やその費用、街の様子、日々の食事をどうするか、食べ物は口に合うか、食事の値段はどれくらいか、住居は快適か、そのセキュリティは万全か、トイレや風呂の様式は自分に合っているかなど、日常生活を続けていく上でその地が自分に合っているかどうかも要チェックです。国により日常の習慣は様々でトイレ事情も万別です。
また、バスタブを使う習慣がなくシャワーが一般的な国もあります。言葉の問題もあります。国によっては都市部以外は英語が殆ど通じないところもあり、そんなところでは自分がどれだけ現地の言葉に関心が持てるかということも大きな要素になります。とにかく百聞は一見に如かずです。
日本でどれだけ情報を収集してみても、実際に体感することにはとても適いません。ロングステイを目指すその入り口とも言えるのが、現地での下見体験です。自分の目で見てよく確かめて、じっくり検討した上で移住先やロングステイ先を決定することが大切です。