ロングステイ先の言葉
短期の海外旅行では、ボディランゲージや片言の英語でもなんとかなるものですが、ロングステイで自分の好きな土地に暮らす場合、そこで日常の生活を営んでいくのですから、言葉の問題も避けて通るわけにはいきません。
住まいから一歩外へ出れば、人と会えば挨拶もします、タクシーや公共交通機関に乗ります、レストランなどで食事もします、デパートやスーパーマーケットで買い物もします、住まいで不具合があれば修理も頼まなければなりません、体調が悪ければ薬局や病院にも行きます、そうした人と触れ合う日常生活を営んでいくためには、最低限の現地で使われている言葉を覚えていくことが必要でしょう。
国やその都市によっては英語が通じるところもありますが、やはりほんの少しでも、挨拶や買い物の際に交わす会話くらいはできるように、滞在地の言葉を身につけておいたほうがいいでしょう。日本にいるときに、テレビやラジオで自分の滞在する国の語学講座を聞いて勉強したり、街の語学学校で初歩的な会話を学び準備しておけば、ロングステイを始めたときには滞在地の人たちとのちょっとした会話での触れ合いもスムーズにできるでしょう。
また、滞在している間にも、現地の語学学校などでさらに勉強を続け、その国の言葉をマスターするというのも楽しいものです。英語が母国語でない国では、現地の人たちとその言葉で話すと喜ばれますし、互いの親近感も深まっていきます。