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ダラットでの滞在

ダラットはホーチミンの北東250km、ベトナム中南部のラムドン省に位置し、フランス統治下の植民地時代にパスツール研究所の医師イェリシンが見出し、避暑地として開発された海抜1500mに位置する高原都市です。乾季は 11月から4月、雨季は5月から10月ですが、気温は年間を通じて20度台台前半で、朝晩は冷え込むこともあり、軽い防寒着が必要なこともあります。盆地の上に人口の湖や松林が広がり、起伏の多い丘陵地には畑や農場が点在し、高原野菜や花、コーヒー、イチゴ、アボカドの産地として、ベトナム国内では知られています。

街にはクラシックなフランス風の洒落たヴィラが数多く点在し、街の近郊には、大小取り混ざった滝や湖、少数民族の住む村などもあり、穏やかな気候とそのロマンチックな風景からベトナム人の旅行先としても人気があり、家族連れやハネムーンのカップルをよく見かけるようです。最近では、その穏やかな気候や自然に魅かれ、当地を海外移住先やロングステイ先に選ぶ人々も増え始めているようです。我々日本人にとっては、林芙美子の小説「浮雲」の舞台としてよく知られた街でもあります。

ベトナム

ベトナムは、少し前までは戦争というイメージが強かった国ですが、近年のドイモイ政策で開放的な国に変貌し、日本でも若い女性を中心にベトナムブームが訪れたほどです。フランス文化の影響を残す街並みや雄大な世界遺産、またリゾート地も魅力のひとつですが、とりわけ物価の安さが大きな魅力となる滞在地です。

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