Top >  ベトナム >  ホーチミンでの滞在

ホーチミンでの滞在

ホーチミンホーチミンはベトナム最大の商業都市で、1975年の南北統一まではサイゴンと呼ばれる南ベトナムの首都でした。

ホーチミンは南北に広がるベトナムの南端部に位置し、近年日本で起こったアジア雑貨ブームによってベトナムを訪れる旅行者が急増しましたが、その頃から急激に発展を遂げつつあり、今も高層ビルの建設ラッシュが続くベトナム経済の中心地です。街中にはお洒落なカフェやレストラン、清潔なホテルが続々出現し、移住やロングステイをする人々にとっての快適性も大いに向上してきました。

歴史的には古くより中国文化の影響を受け続けてきましたが、近世のフランス統治時代には「東洋のパリ」とも言われていました。今も統治下の面影が色濃く残る街並みは、柔らかいクリーム色が鮮やかに映える伝統的な中央郵便局やサイゴン大教会などのフランス風の建物が多く残り、新しく登場した高級ホテルやデパート、オフィスビルなどと上手く調和しています。

古い街並みでは、狭い路地にひしめく屋台や活気のある市場、早朝から夜遅くまで通りを埋めるバイクの群れとそのクラクションの中を庶民が闊歩しており、その混沌とした様はまさに疾走し続けるアジアの商都を象徴しています。

宗主国からの影響を、巧みに自らの生活に取り入れたこの地の人々は、したたかで粘り強く、また伝統的にすべてが交渉で決められる定価のない社会でのやりとりが生活の基本スタイルです。海外ロングステイでは、そうした異文化を同じ目線に立って接していくことで、互いに気持ちの通う楽しい交流となるでしょう。なお、ホーチミンでは、中心部なら多くの場所で英語が通じますから、片言の英語でも生活には困りません。

ベトナム

ベトナムは、少し前までは戦争というイメージが強かった国ですが、近年のドイモイ政策で開放的な国に変貌し、日本でも若い女性を中心にベトナムブームが訪れたほどです。フランス文化の影響を残す街並みや雄大な世界遺産、またリゾート地も魅力のひとつですが、とりわけ物価の安さが大きな魅力となる滞在地です。

関連エントリー