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ベトナムでの食生活

ベトナムの料理は中華料理の影響を強く受け、それにパクチーなどのハーブ使うものが多く、比較的薄味でタイ料理のような辛さはなく、日本人の口にもよく合います。街中には屋台や大衆食堂が多く、麺、お粥、フランスパンのサンドイッチ、家庭料理の惣菜をそろえたコム・ビン・ザンと呼ばれる定食屋など、その種類も豊富で価格もリーズナブルです。

「フォー」というベトナム人の朝食として最も親しまれているベトナム式のうどんのような麺は、地方により具の野菜や肉類にそれぞれ特色があり、街中の大衆食堂で4000〜7000ドンで味わえます。屋台や大衆食堂で手軽に味わえる、日本人に馴染みのある生春巻きや揚げ春巻き、バインセオと呼ばれるベトナム風お好み焼きなどの庶民的な料理から、高級レストランで味わう本格的なベトナム料理まで、様々なタイプのベトナム料理が楽しめます。

街角でよく見かけるフランスパンは、フランス統治時代より庶民の食生活に根付いており、焼きあがったばかりのパンはとても香ばしく、それを使ったバインミーというサンドイッチはベトナムならではの味です。ハムやペーストに加え、ベトナム独特の食材や調味料を挟んだそのサンドイッチは、街角の屋台やベーカリーショップで手に入れることができます。

またベトナムには、特製アルミフィルターで一杯ずつ入れる、濃くて香り豊かなベトナムコーヒーがあり、街角の屋台やカフェ・チェーン店で楽しめます。主要な都市部では、欧米の各種レストランや中華、韓国、日本食レストランも数多くあり、世界中の味覚を楽しむことができ、日本料理では寿司屋やラーメン店などの専門店も数多くあります。

ベトナム

ベトナムは、少し前までは戦争というイメージが強かった国ですが、近年のドイモイ政策で開放的な国に変貌し、日本でも若い女性を中心にベトナムブームが訪れたほどです。フランス文化の影響を残す街並みや雄大な世界遺産、またリゾート地も魅力のひとつですが、とりわけ物価の安さが大きな魅力となる滞在地です。

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