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タイの電話とインターネット

タイの電圧は220Vで、日本の電化製品を使う場合、変圧用のコンバーターを購入することになりますが、電力が大きなものではコンバーターもかなり重く嵩張り、作動しないこともあります。タイでは日本メーカーの現地生産した電化製品が安く販売されており、小型のもの以外はタイで購入することを考えたほうがいいでしょう。

電気機器専門のデパート(パンティッププラザ)コンドミニアムやアパートなどの集合住宅では、殆どがダイレクトコールのできる電話設備となっていますが、ローカル向けのアパートなどではオペレーターを通さなければ通話できないシステムのところもあります。直通電話を設置する場合には、電話会社によっては労働許可証か長期滞在ビザの提示を必要とするところもあります。携帯電話は、日本と同様に普及しており、街のあちこちに携帯電話ショップがあります。レンタルもありますが、移住やロングステイの場合には購入するほうが得策でしょう。

日本とは方式が違い、シムカードという記憶媒体を電話本体に入れることで固有の番号を認識する方式で、電話本体を換えても同じシムカードを使う限り番号は変わらないという利点があります。月極めの契約もありますが、労働許可証の提示など一般的ではありませんので、プリベイトカードを購入して度数を補充するタイプがいいでしょう。電話本体は2千バーツくらいから高機能の数万バーツのものまで多くの種類があります。プリベイトタイプでも国際電話は送受信できますから、一台持っていれば日本との連絡にも重宝します。

パソコンを持参してインターネットを始める場合には、ダイレクトコールのできる電話では問題なく使用できます。現地のプロバイダーでは時間制のプリベイトカードを発行しており、街中のコンビニなどでたやすく手に入ります。また最近では、アパートなどの集合住宅によってはインターネットのADSLサービスを扱っているところもあり、そうしたサービスではプロバイダーの心配もなく比較的安価にADSL環境を手に入れることができます。

中高級のコンドミニアムやサービスアパートメントでは、ADSLの無料サービスはすでに一般的となっており、中には無線LANシステムを備えているところもあります。また、街中にはいたるところにインターネットカフェがあり、短期での滞在の場合にはそうした店の利用が便利でしょう。使用時間は1時間30バーツから60バーツ程度です。

タイ

タイは、日本との関わりも深く同じ仏教国であり、治安も安定していることからすでに数多くの移住者やロングステイヤーが滞在しています。食生活も米食を主体としたスタイルで馴染みやすく、微笑みの国と呼ばれるタイの人々の親しみやすい人柄もあり、海外ロングステイ候補地として大きく注目されている滞在地です。

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