パースでのロングステイ
パースには市内から車で30分以内の距離に10以上のゴルフコースが散在しており、ホテルやレストランを備えたリゾートコース、手軽に楽しめるパブリック、会員制のメンバーに大きく分けられます。グリーンフィはリゾートで50〜100豪ドル、パブリックで10〜30豪ドル、メンバーでも30〜120豪ドルと大変リーズナブルに楽しむことができます。電動カート代は25〜40豪ドルドルかかりますが、手押しバギーならせいぜい5豪ドルですから、健康増進の為にもバギーを引いてのプレーがお勧めです。
サンセットコーストと呼ばれる70kmにわたるビーチには、美しい砂浜やマリンスポットが点在し、インド洋の沖にカヤックで漕ぎ出したり波打ち際でボディボードなどを楽しむロングステイヤーもおり、様々なアクティビティが充実しています。市内中央を流れるスワン川の上流でカヌー教室に参加するのもいいでしょう。パースではスポーツフィッシングも盛んで、沖合いでは200Kgを超えるカジキや50kgのマグロが上がることもあるようです。貝類の取獲や魚によってはフィッシングライセンスを取得する必要があり、サイズや重量にも制限があるようで、自然環境に配慮した姿勢がうかがえます。
西豪州立美術館やホームズコート美術館、西豪州立博物館などの文化施設を巡るのもギャラリー好きの海外ロングステイヤーにはお勧めで、またパースでは、バレー団や交響楽団を抱えており音楽や芸術文化にも関心の高い都市で、コンサートやオペラなども観ることのできる機会も多くあります。またパースにはで24時間カジノが楽しめるバーズウッド・リゾート・ホテル&カジノのようなところもあり、この街の違った一面を見ることもできます。
パースでは、テコンドーが盛んで市内だけで5つも教室があります。他にもバレーボールや柔道の教室などもあり、ロングステイヤーも参加することができますから、健康維持と地元の人との交流をかねて通うシニアもいるようです。
街から離れると、世界自然遺産に登録されたシャークベイでは、モンキーマイアーで野生のサルと戯れたり、ハメリンプールで地球最古の生物といわれるストロマトライトの不思議な様子を観察することもできますし、パースから南に50kmのロッキングハムのビーチでイルカとの交流が楽しめます。パースから南に280km、時にはワインの名産地マーガレットリバーまで遠出して谷に広がるワイン畑のワイナリーや美しいビーチでのんびり過ごすのもいいでしょう。