ブリスベンの交通
日本からブリスベンへは、日本航空やカンタス航空などが就航しており、成田からの直行便で所要時間は約8時間40分、空港は市内から14kmの距離にあり、市内への移動はタクシーで約20分、シャトルバスで約35分、エアトレイン・シティリンクという電気鉄道では約30分の所要時間です。
市内での移動は、シティと呼ばれる街の中心部は徒歩で充分動ける範囲のエリアで、それ以外のところへは州営のクイーンズランドレイルが運営するシティトレインと呼ばれる電気鉄道やバス、フェリーなどが利用できます。シティートレインは、市内と西部郊外を結ぶイプスウィッチ・ローズウッド線をはじめ、空港と市内を結ぶエア・トレインなど9路線を運行しています。シティ・トレインは、ゴールドコーストへも運行しておりブリスベン中心地からゴールドコーストのロビーナ駅までは約75分で行くことができます。
バスもシティ内を中心に市営のバスが多くの路線を持っているほか、ブリスベン郊外へはいくつかの民営バスが走っており、また、ブリスベン川ではクイーンズ大学と北部郊外のハミルトンとを結ぶシティキャットと呼ばれるフェリーが運航しており、市内と近郊での移動交通手段は充実しています。タクシーは最初の1kmが2.5豪ドル、流しはなく最寄のタクシースタンドかホル前で乗ります。
ブリスベンでは、2004年の7月からトランスリンクという新しいシステムが導入され、一つのチケットでバス、電車、フェリーどれにでも乗れるようになりました。ゾーン制というシステムで、料金はゾーンごとに変わりゾーンは距離によって決まっています。利用前に目的地までのゾーン数を調べ、そのゾーンに見合ったチケットを購入して利用します。そのゾーン内であれば、目的地までどの交通機関を使うのも自由です。