ブリスベンでの滞在
ブリスベンは、クイーンズランド州の南東部に位置する同州の首都で、シドニー、メルボルンに次ぐ人口約177万人のオーストラリア第3の都市です。街の中央部を流れるブリスベン川を中心に発達した都市で、高層ビルが林立する狭間には往年のコロニアル風の街並みを残し、緑豊かな公園なども随所に設けられており、全体に落ち着いた印象を受ける都市です。また、ブリスベンはオーストラリア有数のリゾートであるゴールドコーストとサンシャインコーストへのゲートウイとしての機能を持った街でもあります。
ブリスベン市内では、電車やバス、フェリーなどの公共交通機関が充実しており、先進国の大都市らしく市内の移動は便利で快適です。街の中心部は碁盤目状に区画整理されており、ジョージ・ストリートとエドワード・ストリートに囲まれたクイーン・ストリートモールという歩行者天国のショッピング街を中心に、整然とした街並みが続いています。
ブリスベンは温暖な亜熱帯気候で湿度が低く、夜は夏でも涼しく感じることからエアコンをあまり必要としない過ごしやすい気候、大学がいくつかある文教都市でもあり、博物館や美術館も充実しており、その気候と都市としての機能、文化的なところなどに魅かれ、同地にロングステイして語学を学びながらそうした文化施設を巡る移住者やロングステイヤーもいるようです。