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シドニーの交通

日本からシドニーへはカンタス航空と日本航空が成田から毎日直行便を、関西からはブリスベン経由のコードシェア便で就航しています。オーストラリア航空が、11月から3月までの季節運航で、名古屋と新千歳空港からケアンズ経由で就航しています。所要時間は成田からの直行便で約9時間半です。キングスフォード・スミス国際空港から市内中心部まで約10km、エアポートエクスプレスバスで約25分、タクシーで約20分、エアポートリンクという電気鉄道で中心部のセントラル駅まで約10分です。

シドニー市内や近郊では、シティーレールやシドニーバス、シドニーフェリーの3つの交通機関を乗りこなせれば、殆どのところへ出かけることができます。州営電気鉄道・シティーレールは、セントラル駅やタウンホール駅を中心に一部地下鉄で10路線が早朝から深夜まで運行されており、市民の重要な足になっています。その他、シティと呼ばれる市中心部には路面電車のライトレールや高架のモノレールも走っています。

州営バスは市内及や近郊を網羅しており、路線や便数も多くフェリーや鉄道がカバーしていない地域の足として利用されています。安全性確保のため、乗車人数の制限もあり、通勤時間帯にも日本のようなすし詰め状態はあり得ません。郊外で民間バスに乗り継げば、さらに遠方へ行くことができます。また、市内25箇所の主要観光ポイントを巡るには、シドニー・エクスプローラーとボンダイ&ベイ・エクスプローラーと呼ばれる観光バスが便利で、1日のうち何度でも乗降自由です。

州営のフェリーは、サーキュラー・キーを基点に37箇所の船着き場を9路線で結び、シドニー市民の交通手段の1つとなっており、サーキュラー・キーからはシドニー湾を一周する観光遊覧船も就航しています。フェリーを含めた州営の交通機関を期間と区間により自由に組み合わせて利用できるトラベル・パスやシドニー・パスなどの割引チケットもあります。タクシーは、初乗り1kmまでが3豪ドルで市内主要地域のタクシースタンドで乗ることができます。

オーストラリア

オーストラリアは、最近の海外移住・ロングステイ人気国のベスト3に入るほど人気の高い国で、温暖で過ごしやすい気候と清潔な街並み、安定した物価や医療レベルの高いことがその主な要因です。親日度も高く人懐っこいオーストラリアの人々の人柄に魅かれて海外移住する日本人の多い国でもあります。

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