マニラでのロングステイ
フィリピンの首都であるマニラ圏は、ルソン島の中西部、ラグナ湖からマニラ湾へ注ぐパシグ河の河口に広がる大都会で、フィリピンの政治、経済、文化の中心地です。市街中心部に広がるリサール公園は、1946年にフィリピンが独立したときの英雄、ホセ・リーサルから名をとった緑豊かな公園で、街中には椰子の木が生い茂り、南国の自然情緒溢れる一面と、東南アジア独特の騒々しさと混沌とした雰囲気を併せ持つ近代的な都市でもあります。
マニラ湾を真っ赤に染めるサンセットを眺められるロハス通り、高層ビルや大きなショピングセンターが建ち並ぶ国際ビジネスの中心地マカティ地区、一歩中心地を離れれば、紺碧の海、ジャングルや高原など手付かずの大自然に触れることができ、遺跡や歴史的建造物も数多い魅力にあふれた都市です。
近年のフィリピン経済の活性化に伴い、慢性的な道路渋滞など交通面でのインフラ整備が遅れていたマニラ首都圏も、幹線道路の建設と整備、立体交差施設の建設、また公共交通機関として高架鉄道の建設など、混雑の緩和だけでなく交通の利便性も向上してきています。この温暖で人懐っこいエネルギーの溢れる都会での滞在は、物価の安さを豊かさに変えてくれると評判で、海外移住や海外ロングステイの候補地として注目されています。